戸建ての住宅を建てる為にはいったいどのくらいのお金が必要なのでしょう。
そして、頭金はどのくらい必要なのでしょう。
住宅ローンはどのような返済計画をたてるのが妥当なのでしょう。
住宅を建てるというのは人生の中でもかなりのビッグイベントです。
無理・無駄のないお金の運用をするためにも、最低限の参考知識は頭に入れておきたいものです。
まず、住宅を建てる土地が必要ですがこれは住宅を建てようとするエリアによって相場が大きく異なります。
2016年度のデーターによると東京都内では土地の取得金額の平均は5,592万円だということです。
隣県の千葉県や埼玉県の平均が4,000万円程度と言われていますので、都内とその隣県では1,600万円も差があるということです。
それに比べて全国平均では1,305万円となります。
やはり首都圏は飛び抜けて土地の取得額が高いようです。
住宅の建設費の相場はどうかというとこれにはエリア別の差が殆ど無く、全国平均で2,791万円程ということです。
住宅を建てるときは、どこに立てるのかで金額は全く異なることをよく覚えておきましょう。
都心に住宅を建てれば通勤や通学には便利ですが、その分費用がかかります。
なにを優先すべきかをよく考えてから住宅を建てる場所を決めましょう。
頭金は土地取得費と建築費を合算した金額の1割以上は用意しておいた方が無難なようです。
可能であれば2割程度準備出来ればそれに越したことはありません。
多くの方は住宅ローンを組んで、住宅を建てると思いますが年々の返済額は年収の20%程度におさめることが理想です。
お子さんの教育資金や、親御さんの介護などにかかる資金を考慮すると、この程度の割合で住宅ローンの返済をすることが多いようです。
住宅を建てるというのはとても大きなお金が動きます
。しっかり費用と自己資金を把握して無理のないお金の支払いが出来るように事前にしっかりとした計画を立てましょう。