戸建ての住宅を建てるというのは皆さんにとっても是非とも叶えたい夢のひとつではないでしょうか。
自分の住む家を好きなように設計して暮らしやすい環境を作る、自分の家が一番のくつろぎの空間となる、誰しも憧れることでしょう。
当然のことながら、家を建てるにはかなりのお金が必要となります。
家を建てることをある程度具体的に突き詰めないとどのくらいの費用がかかるか分からないものです。
ですが、参考金額くらい分からないと自分の夢を叶える為にはあとどれくらいのお金を貯めなくてはいけないのかもわかりませんよね。
そこで全国平均の住宅の価格というものをお教えしましょう。
・土地付き注文住宅
建設費 2,583万円 土地取得費 1,315万円 頭金 498万円
・建売注文住宅
購入価格 3,320万円 頭金 410万円
どうでしょう?あなたが想像していたより高額でしたか?それともお手頃だと感じましたか?
どうやら、土地付き注文住宅にしても建売注文住宅にしても、総額の1割以上の金額が頭金として必要なようです。
一昔前は住宅ローンの融資金額は物件価格の9割というのが通例だったようですが、近年では10割融資がスタンダードになってきています。
さらに金利も安くなる傾向にありますので、住宅を購入しやすい傾向にあると言ってもいいでしょう。
それでは、住宅ローンの返済計画はどのようにたてればよいのでしょうか。
一般的には一年の返済総額が、年収の35%以内におさめることが適当と言われています。
ただし、実例をもとにしてみると、多くの人は返済額が年収の20%程度におさまるように返済計画をたてているようです。
お子さんの教育資金や親御さんの介護にかかわる費用、貯蓄を考えるとこの程度の割合で返済計画をたてる方が多いようです。
住宅を建てるということはとても幸せなことでありますが、無理な返済計画を立てて日々の生活が苦しくなるようなことのないように十分気を付けてください。